米国永住権抽選プログラム (DV-2022)

先日国務省は、米国永住権抽選プログラム(DV-2022)の応募内容を発表しました。今年も東部時間で2020年10月7日(水)正午から2018年11月10日(火)正午 までが応募受付期間となります。申請はオンライン申請(http://www.dvlottery.state.gov)になります。

 

永住権抽選プログラムは、過去5年間に5万人以上の移民を受け入れた国で生まれた人には応募の資格がありません。今回該当するのは、バングラデッシュ、ブラジル、カナダ、中国(中国本土及び香港で出生)、コロンビア、ドミニカ共和国、エルサルバトル、ガテマラ、ハイチ、ホンジェラス、インド、ジャマイカ、メキシコ、ナイジェリア、パキスタン、フィリピン、韓国、イギリス及びイギリス領土、ベトナムです。ただしマカオ、台湾、北アイルランドは含まれません。

 

また、応募者は高校を卒業しているか同等の教育を受けているか、もしくは過去5年間に、少なくとも2年以上のトレーニングや経験を必要とする職業に2年以上の職歴があることが条件となります。なお、米国労働省の O*Net OnLine (www.onetonline.org)で職務経験が条件を満たすかどうかを判断することができます。

 

ここ最近偽の当選通知やメールが申請者にかなり送られており、被害に遭っている申請者も多いようです。抽選結果は、2021年5月8日以降に国務省のウェブサイトの中にある「Entrant Status Check」から応募受領後に得るconfirmation numberと個人情報を入力することにより確認できます。国務省から郵送やE-mailでの当選通知を送付することはありません。

 

また、アメリカ大使館領事部や国務省ケンタッキー・コンシュラーセンター(KCC)が確認番号や当選状況を公開したり、結果を確認しお伝えすることもありません。

ここ数年、移民多様化ビザ抽選プログラム(抽選によるグリーンカード)の応募者に対し、Eメールや電話で様々な当選通知が送られている様です。しかし、このようなEメールや電話、当然状況の公開は、在外米国大使館や国務省あるいはその他米国政府機関とは一切関係ありません。

 

エントリーフォームを送信後、ご自身に発行された確認番号(Confirmation number)は大切に保管してください。

応募状況や当選結果を調べるためには確認番号が必要になります。

 

2016年11月より応募の際の写真規定が変わり、眼鏡を着用した写真は不可となりました。併せて、申し込みに使用する写真は6ヶ月以内に撮影されたものをご用意ください。昨年のエントリーに提出した写真を再度提出した場合は失格となりますので、応募の際にはご注意ください。